好きなことでメシを食う、そんな生き方があってもいいじゃない!
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旧ブログ「オガのスキメシ日記」

ゴーストライターのオガワが好きなことでメシを食うための方法を徹底解説

今から考えておきたい祖父・祖母との過ごし方

僕の実家には、祖父と祖母が一緒に住んでいる。

今回は、その二人の話である。


僕の祖父は今年で88歳。

祖母は…
あれ、何歳だったかな。

82歳か83歳だったはずだが、
まぁ、いいや。

別に年齢の話をしたい訳ではない。


昔祖父は、農協の石狩地区の理事
(多分相当上のポジション)をやっていたらしく、
バリバリ仕事をこなしていたようである。

人望も厚く影響力もあり、
相当な切れ者だったと聞いている。

ソファーで横になって昼寝をしている印象しかない
僕にとっては、物凄いギャップがある経歴なのだが。

人というのは、つくづくイメージと現実の
ギャップがあるものである。


祖父は物凄く耳が遠い。

普通に会話をしようとしても、
一回目で会話が成立する事はほとんどない。

私は学生の頃、ビジネスの師匠のところに
転がり込んで住んでいたことがある。

僕以外にも友人の一人が
ルームシェアで一緒に住んでいた。

その頃の祖父とのやり取りである。


じいちゃん : おい、晃司。今一緒に住んでいる友達は学生さんか?


小川 : うん、学生だよ。


じいちゃん : 何大学に行ってる人だ?


小川 : 札幌学院大学だよ。


じいちゃん : ん?なに~!札幌学園大学!?


小川 : 札幌学「いん!!」大学


じいちゃん : 札幌学「えん」大学!?


全く聞こえていない。

そうか、俺の声が小さかったんだな。

それじゃ、気合をいれて・・・


小川 : 札幌学「いん!!!!!!」大学



これでどうだ!
これなら聞こえるだろう。


じいちゃん : なに~!!札幌学「えん」大学!?そんな大学無 いだろー!!北海学園大学じゃないのか!!?

 

驚愕だ。

 

 

ある日のことだ。


祖父の要求の難易度は高い。

昔、祖父はよく僕に宝くじを買って来させていた。

「当たる確率低いのによくやるね」と言ったら、
「夢を買っているんだよ」と言う。

老後のささやかな楽しみの一つなのだろう。


しかし、買ってこさせる時は決まってこう言う。

「晃司!1万円やるから当たる宝くじ買ってきてくれ!」

 

それが分かったら僕は今頃億万長者である。



ある日のことだ。


祖母は基本、無茶ぶりである。


ばあちゃん : 晃司、田中さんの家まで送ってくれないかね?


小川 : いいよ、住所は?


ばあちゃん : 分かんないわ~


小川 : 大体どこら辺?


ばあちゃん : え~っと、どこら辺だったかな。忘れちゃった。
でも、○○(地区の名前)の田中さんなら、晃司も分かるよね?


いやいやいや。

その地区に一体どれだけの田中さんが
住んでいると思っている。


小川 : それだけの情報だったら分からないよ。


ばあちゃん : 分かんないの?だったら、タクシーの運転手さんに連れてってもらうよ。



その要求を突きつけられた時の
タクシー運転手のリアクションが見ものである。



これはいつものことだ。


祖母は基本、人の話を聞かない。

実家に帰ってご飯を食べた時のことだ。
その日は運良くジンギスカンにありつけた。


小川 : いや~、久しぶりにこんなに肉食ったわ~!腹いっぱい。


ばあちゃん : ほらっ、まだ肉あるから食え!


小川 : いや、もう腹いっぱいだよ、ばーちゃん。


ばあちゃん : まだ腹いっぱいじゃないよ!食え!肉、余ってるから。

 

もはや、僕のお腹の具合は関係ないらしい。

相変わらず無茶な要求をする二人である。

 


しかし、年々コミュニケーションを取る
難易度が上がっているようだ。


確実に年を取って、
身体の機能が衰えている。


そう考えると、切ない気持ちになる。


大切な人との時間をどのように過ごすか。


これから真剣に向き合っていきたい。
そう強く思う今日この頃なのである。